熱中症と節電

節電熱中症と言う言葉があります。
これは節電のためにエアコンなどの使用を控えると結果として熱中症になってしまうことです。
2011年の福島原発事故によって、電力不足となり節電を余儀なくされた人たちがたくさんいました。
また、被災者に対して申し訳ないと言う気持ちから積極的に節電をしていた人たちも多かったのです。
しかし、夏の暑い時に締め切った室内でエアコンを付けなければ脱水症状となってしまうのです。
もちろん、節電は大切なことなのですが、熱中症になってまで我慢することは本末転倒です。
熱中症対策を確実に行った上で、節電に取り組むことが大切なのです。
また、具体的にどのような節電か効果的かと言うことについては、ほとんど理解していないケースが多く見られました。
やみくもに電気を使わない生活をしようと考えている人が熱中症になってしまうのです。
どうしても暑い時には我慢せずにエアコンを付けることです。
もちろん、弱めの28℃設定とします。
マンションなどでは上の階と下の階ではかなり温度差があることもわかっています。
画一的な節電ではなく、実情に合わせた節電が求められることですね。
日本では大規模な節電を実施したのは初めてのことです。
わからないことばかりでしたね。
夏場は適切な熱中症対策をしなければ、誰でも熱中症で倒れてしまいます。
また、同じ対策でも体力差など個人差が大きいことも留意しておかなければなりません。
若い人が我慢できても、中高年の人にとっては限界を超えていることもあるのです。

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