これ迄のフリーターと就職事情

厚生労働省が定義するフリーターの総人口は、1991年のバブル期には約62万人でした。その後にフリーターの数は急速に伸び、12年後の調査では220万人に届こうとしています。このようにフリーター数が増えたのは、求職側ではなく求人側の都合も関係しています。正社員を新しく採用せず、パートや派遣を用いて人件費を削りながら労働力を確保することが、経済情勢悪化への企業側の対応でした。正社員についても、新卒よりも訓練する必要が無く、即戦力となる中途採用を増やす動きもありました。幾つかの要因が相まって、正社員を目指して就職活動をしている者の何割かが、正社員になれずパートやアルバイトで働くようになっているようです。

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